2011年12月23日金曜日

冬至(生後77日-2011/12/22)

今までは特に何も思うところなく過ごしてきた慣習などですが、家族を持つと意味合いが変わってきます。
もしかしたら今だけなのかもしれませんが、1日1日を大事にしたいというか、全てが記念日というか。
「冬至」も今までならただの寒い日なのですが、今年は「家族で迎える初冬至」となるわけです。


冬至については「最も昼が短い日」という知識しかなかったのですが、実は深い意味のある日だと初めて知りました。

「冬至」
冬至は1年でもっとも日が短いため、それ以後は日が長くなりはじめるという初めの日。
古代は冬至が1年の基準の日であり、旧暦では冬至を含む月が十二支で「子の月」で年始の月。


冬至は、太陽の力が一番弱い日(陰が極まる日)で、この日から再び力が甦りはじめる日(再び陽にかえる日)ということから、「一陽来復」の日とされ、この日から運が上昇しはじめると考えられていたようです。
また、運が上昇しはじめる日にもっと「運」をつけるため、「ん」のつく食べ物を食べるという「運盛り」という縁起かつぎがはじまったようです。
「ん」は「いろはにほへと」の最後の文字でもあり、これを食べるとまた初めの文字に戻る(「一陽来復」に通じる)からという意味もあるらしいとか。



なるほど。
冬至を境にあとは昇って行くだけと。

どの家も1年過ごせばいろいろあると思うのですが、うちもいろいろありました。
本当にいろいろありました。

1月:引越し
2月:入籍
3月:震災、妊娠発覚
5月:ワイフの会社2度目の決算
7月:チチの会社が初決算
8月:妊娠29週に切迫早産でワイフが入院。
9月:ワイフに他の病気が発覚し転院
10月:予定より約1ヵ月早く出産、さらに転院、そして手術延期
12月:さらにさらに手術延期、そしてさらに転院

良い事もありましたが、難問が多く降りかかってきた年でもありました。
だからなんかこの冬至もありがたくて。
せっかくだから「ん」のつく食材を使った晩御飯を食べて、さらにゆず湯にも入っちゃおう。




「冬至=湯治」と「柚子=融通」をかけて「ゆず湯」に入るというのが、冬至の慣習で、
これも、「一陽来復」という特別な日に体を清める「みそぎ」という意味もあるみたいだし!


もちろん凌さんにとっては初のゆず湯。



わかるのかなー、この香り。
なんとなく体があたたまる感じ。

気のせいか今日はジタバタする事も無くリラックスしてお風呂に入っていたような。


しっかりゆず袋を握って体を洗われる凌さん。



背中を洗っているときも目の前をプカプカ。


洗い終わってあたたまっているときもプカプカ。


結局ゆずの正体が何なのかはわかっていない様子でしたが、
ゆずとそれとなく仲良しになっていた感じもします。

さぁ、たかが縁起担ぎですが、されど縁起担ぎデス。
すべては思う事からはじまりますからね。

今日からどんどん運があがっていきますように。



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